2006年10月15日

太田光 がんばりすぎるな!

太田光が嫌いなわけではない。というか、最近の芸人にしてはなかなか骨のある方でむしろ好感を持っている。ただ、最近テレビ、特に社会系討論系の番組での露出が目立つ気がする。これが少々心配。

太田光は、以前このブログで紹介した「憲法九条を世界遺産に」でも熱く憲法改憲反対を語っているように、最近、政治的、および社会的に鋭い発言が目立つ。

彼の芸風は以前からそうで、権力やそれに迎合する世間にたいして鋭くシニカルに突っ込む姿に好感を覚えていた。彼の熱く純粋で、かつ鋭い視点から論理的な発言はなかなかのものだと思うし、思わず感心してしまうことも多々ある。しかし「憲法九条…」の発刊以降だろうか、どうやらその発言力がテレビ局の目に留まったみたいで、討論系の番組でかなり使われている印象を持つ。「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。」などなど。

この番組、結構おもしろい。そりゃ、最近の現実主義的なネオコン風議員と舌鋒鋭くやりあえば、痛快痛快、庶民は喝采を送りたくなる。で、結果どこのテレビ局も二匹目の泥鰌を捕まえようとする。

太田の熱烈で機知に富んだ発言は面白いしなかなか考えさせるものがあるのだが、それが陳腐化してすぐに飽きられるのでは、というのも心配だし、右傾化しつつある現代日本で、なお左側を闊歩する太田の孤軍奮闘(に近い)ぶりをみていると、いつか息切れしやしないか、心配なのである。

だから太田光、あまりがんばりすぎず、適当なペースで熱い発言を続けてくれ。俺は応援している。

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