イラクとアメリカ 酒井啓子著
最近新書をよく読んでいるのだが、これはイラク戦争が終わりにさしかかるころになってようやく「この問題についてもうちょっと知識を深めたい」と思い始めた矢先に書店に積まれていたので買った本。正直、硬そうな内容で正直期待していなかったのだが、暇つぶしに読んでみるとなかなか面白く、ついつい読み進めてしまった。イラクとその他の国々とのさまざまなやり取りは「事実は小説よりも奇なり」を感じさせる内容である。

主に時系列でイラク(特にサダム・フセイン)とその他の国々の関わりを考えている。その時々の世界情勢により、あちらについたりこちらについたり、と戦国時代さながらの国関係は物語的にも非常にエキサイティング。中東というあまり直接縁のない地域のことではあるが、現在のイラクとその周辺の現状を導いたのは誰なのか…
(アメリカの責任が大きいんだけど)が分かってしまう。
まだイラク問題がホットなうちに是非一読すべし。

コメントする
(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)