書評「靖国問題」
最近はやや下火になったとも感じられる某国首相の靖国参拝問題。中国韓国とおおモメ。この、靖国神社という一宗教法人に関する問題はそれほど単純ではない、と言うことを分からせてくれる一冊。この問題を語る上で読んでおいて損はない。

歴史、感情、宗教、文化、などあらゆる方面から著者・高橋哲哉氏は切り込んで見せる。正直、退屈かな、と思って買った本ではあるが、なかなか面白くてついつい読み進めてしまった。
靖国遺族の生の言葉を取り上げたり、政教分離に関する矛盾をついたり、と自分の知らない方面からの切り口は興味深いのだが、内容の方向性ははっきり言って靖国否定派。
そういうことも踏まえたうえで、靖国問題に関する知識、及び興味が深まること請け合いの一冊である。

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