日本海の流氷
ヨーロッパ行きのフライトは通常新潟付近から日本海を北上してロシアのYedinkaという地点を通ってシベリアに入るわけであるが、この流氷はシベリアに入る直前に見えたもの。
もともとこのあたりの流氷の起源はアムール川である。アムール川は極東を代表する大河であるが、この川から流出した大量の淡水は、オホーツク海の海面近くに溜まる。つまりオホーツク海は海面近くが塩分濃度が薄い水、その下に塩分濃度の濃い水、という風に二重構造になっているわけだ。また地理的な条件としてオホーツク海はカムチャッカ半島や北海道そしてユーラシア大陸に囲まれており、海流の影響を受けにくい、つまりかき混ぜられにくいという条件も、この海水の二重構造に寄与している。
塩分濃度の薄い水のほうが凍りやすいのでここで流氷のもとが作られ、更にぶつかったりして次第に成長していく、という寸法らしい。これほど低緯度で流氷が見られるところは世界でもオホーツク海くらいなのだそうだ。ちなみに、下の図の黒く塗られているところが現在の流氷の海域。今日の24時間予報図(FASA)であるが、この図が一番わかりやすいと思う。
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というわけで、通常この季節にオホーツク海を覆いつくす流氷であるが、おそらく海流か何かの影響で間宮海峡を通って流れてきた流氷であろうか。
しかし、上空から見る限りでは、それほど分厚い流氷ではないような気がする。

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