2004年11月 1日

ドイツ風呂潜入ルポ

今回は前々から興味津々であった、ビースバーデンという街に行ってきた。バーデン(Baden)とはドイツ語で風呂の意味(Bathと関係あるのか)。そう、ビースバーデンは温泉地なのである。

で、なんでここの温泉地に興味津々かというと、ドイツには老若男女、スッポンポンで混浴するというすばらしい習慣があるのである。このごろ寒いので一日風呂にでも入って疲れを癒そう、という建前とともにSバーン(電車)に乗って一時間弱のこの街に着いた。何しろスッポンポンである。道すがら、すれ違う人々を見ながら、「ふーむ、この人もスッポンポンで入っているわけだ」とか「オーッ、この集団がみんなスッポンポンで歩いてきたらどうしよう」などと、いろいろよよからぬことを想像しながら、鼻息荒く温泉を探し当てた。。

件の風呂は「カイザー フレドリッヒ テルメ」という、なんとなく物々しい名前である。公民館ほどの大きな建物に入って、更衣室の鍵を受け取る。

俺がこれまでに聞いていた情報によると、「みんな恥ずかしげもなくスッポンポンだ」「隠したりすると、逆に変な目で見られる」「あまりにもあっけらかんとしているので、興奮することはない」ということだった。さて、更衣室のロッカーで服を脱ぐのだが、ここからいきなりブラブラさせながらスッポンポンで飛び出していってもいいものか?まず非常に悩んだ。誰か来ないか期待しながらうろうろしていると、中年夫婦が入ってきたので、バスタオルを持っていくべきなのか聞いて、結局腰にまいて突撃である。

シャワーを浴びて進んでいくと、いるわいるわ。巨体の男女(ドイツ人はでかい)がのっしのっしと全裸で歩いている。たいていは肉のたるんだ老人であるが。

早速、バスタオルをタオル掛けに掛けて、日本にも良くある泡風呂に入る。湯温も適度でリラックスできる。確かに周りを歩いている人はあっけらかんとしたもので、エロさがほとんどない。そもそもじろじろ見るわけでもないので、興奮するほどではない。

その後、サウナに入る。ここでは持っているバスタオルを敷いてその上に座っている。敷いているのなら前くらいバスタオルで隠せばいいものを、誰一人として隠しているものはいない。

後はフットバスもあるし、適度な角度の椅子に寝転べるような施設もある。バーのようなところもある(ここでビールなど飲むとぶっ倒れそうな気がするが)。

こうして、2時間ほどゆっくり過ごしてテルメを後にしたわけである。

とにかく、ほとんど日本のスーバー銭湯感覚。これで20ユーロは高いか安いかよくわからんが。しかし、エロさを抜きにして、これから寒くなる中、なかなか使えるんじゃないの?というのが俺の感想。ゆっくり疲れが取れそうである。フランクフルトの街自体それほど遊ぶところもないし。

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