2004年10月 8日

生牡蠣を食らう

ロンドン到着2日目。目が覚めてカーテンを開けるとまずまずの天気。今回も急にどこかに行きたくなり、カンタベリーを目指す。

カンタベリーには、イギリス国教の総本山である大聖堂があるらしい、という情報しか持ち合わせていなかった。

ビクトリアの駅から列車は出ている。旅行シーズンは終わったのか、いつもは長だの列である切符売り場も今日は空いており、すんなり切符を買えた。朝食代わりにスープを買い込み、旧式の車両(向かい合った座席の間にそれぞれドアがある)に乗り込む。

窓の外には丘と森と、時々茶色い家が流れていく。今はもう見慣れてしまったイギリスの風景である。2時間弱でCantaburry Westの駅に到着。到着前に大聖堂らしきものが見えたので、その方向に向かって適当に歩いてみる。いろんなお店が並ぶ通りを抜け、大聖堂へ。

大聖堂は、周りは家で囲まれているが、地味な概観も手伝ってかひっそりと立っている雰囲気だった。4.5ポンドを払い敷地内へ入る。確かに大きいが、パリのノートルダム大聖堂などに比べるとやっぱり地味だ。

中に入ってゆっくりと一周歩く。きれいなステンドグラスがある。「イギリス人って地味だなぁ」というのがやっぱりの感想。ラテン系のような華やかさに欠ける。逆に言えば非常に落ち着いてはいる。

1時間ほど中をのんびりし、外にでる。さて、他にこの街ではすることが無い。Informationを覗くと、Whitstableという街の名前が目に入った。俺がもっているLonery Planetのガイドブックにも少し載っているが、どうやら海産物がうまい街らしい。そろそろ牡蠣のシーズンだし生牡蠣が食いたくなってきた。

いつものように衝動的にその町に行ってみることにする。バスで15分くらいで付いた。街にはオイスターバーが軒を並べる。まったく観光地化されていない素朴な町だ。適当な店を選び、早速生牡蠣を。ScottishというものとWhitstableというものがあるらしく、Scottishの方がクリーミーだという話だった。まずScottishを食す。1ダース6ポンドくらい。レモンを絞って白ワインと共に食べるとなかなかいける。ぺろりと平らげてしまった。少々歩いて別の店にも入ってみた。ここにはNativeという、いわゆる天然岩牡蠣があったので、今度はそれを半ダース。これは非常に野趣あふれる味わい。というか味が濃く、その後しばらくは口の中に磯臭い味が残っていた。

というわけで牡蠣を堪能しロンドンへと帰途に着いた一日であった。ウィスタブルはロンドンから1時間半くらいだけど、本当に小さな港町で、ぶらりと海の幸を食べにくるにはお薦めの街である。

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