2004年5月 6日

スポーツ選手のインタビュー

記者:「ヒーローインタビューです。○○投手、今日は絶好調でしたね。」
選手:「そうっすネ。今日はネ、球もネ、走ってたんでネ、思い切ってネ、投げることができました。」
記者:「では、最後にファンの皆さんに一言」
選手:「これからもネ、こんな感じでネ、勝っていけるようにネ、がんばります。応援よろしくお願いしまーす。」

少々大げさに書いたが、プロ野球選手のヒーローインタビューを再現してみた。

前々から思っていたのだが、(野球に限らず)スポーツ選手のインタビューには、独特の言い回しがある。ほとんどの文節に「ネ」がつくのだ。「文章を文節に区切りなさい」という試験があったら、かなり高得点を狙えるのではなかろうか、と思えるくらい(「ネ」で文章を区切る方法は、簡単に文節を見つけるテクニックである。国語の試験を控えた中学生諸君は必見。)。

このような語調はなぜかスポーツ選手のインタビューに多い。まだ、息が切れていて長い文章を続けてしゃべれないのだろうか。文節に区切って、ゆっくりインタビューを堪能しているのか。

このような語調、俺にはなんとなく聞きづらいし、むしろ耳障りである。別に悪いわけじゃないのだが、なんとなく言葉のセンスのなさを感じる。

多くのスポーツ選手が押しなべてこのような語調となっているのは、そのような立場になると、このような語調になってしまう特別な理由があるのだろうか。俺は一流選手になってインタビューされた経験がないのでわからない。でも、普通に丁寧語を用いて受け答えしている選手もいる。そういうインタビューを聞くとほっとするし、知的にすら感じてしまう。

なんか「スポーツ選手がインタビューされたら『ネ』語調を使うのが基本」というような暗黙の了解があるみたいで、ちょっと違和感を感じてしまうのは俺だけか。

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